写真展に向けて / by Alessandro Melini

もうあと数週間後に写真展が始まります。昨年同様大勢の皆さんにご観覧いただければ幸いです。
写真展に関してどんな印象を持っていますか?
写真展に参加するのは今年で3回目になりますが、納得の行く作品を出すことができるのかどうか毎回焦ります。気に入った写真が撮れたかどうかはさておき、クラブの皆さんと一緒に作品を選び展示を考えることはとても楽しいものです。皆さんベテランの方ばかりなのですべての作業がスムーズに行きます。展示初日の朝は共同作業で準備をしますが、私はこの時間が大好きです。この年齢になって学校の文化祭のような体験ができるなんて滅多にないことだからです。今年も昨年同様に多くの方に観にきていただければと願っています。
今年は撮影にでかける時間があまりなかったようですが、このテーマは難しく感じましたか?
未来に残したい情景。これがテーマですが、情という漢字が入ったことで私には難しく感じました。考えれば日常に素敵な心温まるシーンが転がっているので、それを切り取ることができればいいのですが、これがなかなか。。。
結局様々な場面で撮ることができるテーマを見つけるようになります。今年も「情景」という言葉で2年前のテーマとも共通しています。(心に残る情景)
実際、あまり被写体が限られるようなテーマになると難しいと思います。写真展とは別に特定のテーマを決めて撮ってみるのは面白いと思います。自分が興味がないものでも、撮らなければならないとなると勉強になるからです。
案内状になった写真にどんなエピソードがありますか? 
仕事で鎌倉に行ったのですが、早めに着いたためカメラを手に商店街を歩き始めました。あの時間はちょうど台風が過ぎ去ったばかりで、いい感じの夕陽が道に差してとても綺麗でした。すると突然の通り雨が降り始めたのであわてて傘をさしたところ、素敵なカップルが傘を開いて走り出す姿を目にしてあわててシャッターを切りました。その後すぐにシャッターが下りなくなりました。カメラにはSDカードが入ってなく、たまたま本体に装備してあるメモリーによって数枚シャッターを切ることができたというわけです。この話を先輩にしたところ、SDカードは出し入れすると壊れたりするので、データはケーブルでつなぎパソコンに入れたほうがよいとアドバイスを受けました。そのほうがSDカードの入れ忘れ防止にもなると。勉強になりました。
本体のメモリーがあったおかげでこの写真が撮れたとは運がよかったですね。
作品にはそれぞれにストーリーがあります。ぜひ写真展に足を運んでいただき、それを感じていただければと思います!